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【商品開発事例】「大瀬戸伊佐木の煮付け」―養殖の新しい価値を伝える、食の提案

  • masa
  • 7月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月11日

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持続可能な社会の実現に向け、私たちが今できることは何か。

「大瀬戸伊佐木の煮付け」は、そんな問いへの一つの答えとして生まれた商品です。


◆ 大瀬戸伊佐木 ― サステナブルな魚の育て方

「大瀬戸伊佐木」は、和歌山県串本の海で大瀬戸水産様により丁寧に育てられた伊佐木(イサキ)です。

その特徴は、プラントベース(植物由来)の飼料を使った養殖にあります。

これは海洋資源に配慮した画期的な取り組みであり、私たちの未来の食のあり方に新しい選択肢をもたらします。魚粉に依存しない飼育方法は、環境への負荷を軽減し、サステナビリティを重視する次世代の水産業を象徴しています。


◆ 伝統と革新の出会い ― 柏屋の調理技術

この持続可能な伊佐木を、当社副社長であり、「日本料理 柏屋」の松尾が伝統の技で仕上げました。

良い環境、厳選された飼料で育てられた大瀬戸伊佐木は、生姜などの臭み消しを必要としませんでした。日本酒と醤油、味醂、砂糖、水飴で煮付けた「大瀬戸伊佐木」は、甘辛く煮上がっていながら、ふっくらと仕上がっていて、ご飯がすすみます。もちろん、酒の肴としても最適です。

熟練の手仕事と環境に優しい素材の融合により、「美味しさ」と「社会的意義」を両立した逸品が誕生しました。


◆ 地域連携による価値創出

本商品は、養殖業者の大瀬戸水産と、調理を担う料理人、柏屋による地域・分野を越えた連携により実現しました。

このような取り組みは、単なる商品開発にとどまらず、地域の水産資源の価値向上や、地元産業の活性化にもつながっています。


◆ 自治体・企業との協働にも対応

本開発事例は、自治体の地域資源活用施策や、企業のサステナビリティ推進活動と親和性が高く、モデルケースとして各方面から注目されています。

食を通じて社会課題に取り組みたい自治体や団体、企業の皆さまとのコラボレーションも積極的に検討しています。


ご興味をお持ちの方へ

「大瀬戸伊佐木山の煮付け」は、今後も改良を重ねながら、ブランド価値の向上を目指してまいります。

地域水産物を活かした商品開発にご関心のある企業・自治体・団体様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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