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近畿大学水産研究所との共同研究を今年度も継続中です

  • masa
  • 6月12日
  • 読了時間: 1分

更新日:6月17日

2022年より開始した、近畿大学水産研究所との共同研究を、2025年度も継続して進めています。

本研究では、藻類を食べる特性を持つ魚「アイゴ」に注目し、魚粉に依存しない持続可能な養殖の実現、ならびに磯焼けや漁業被害への対策としての利活用の可能性を探っています。


今年度からは、陸上養殖設備の開発を手がけるジャパンマリンポニックス株式会社様も新たに研究に加わり、社会実装に向けて大きく前進しています。


従来の養殖飼料は、カタクチイワシなどを原料とした魚粉が主流で、その約7割を海外からの輸入に頼ってきました。しかし、世界的な資源の減少や需要の増加、さらには国際情勢の影響により、魚粉価格は高騰を続けています。環境保全と食料安定供給の観点からも、魚粉に代わる持続可能な飼料の開発が急務となっています。


私たちが進めるアイゴ養殖では、廃棄野菜やジュース製造の副産物(搾りかす)などを餌として活用することで、フードロスの削減にも寄与できると期待されています。今後も、多様なパートナーとの連携を通じて、環境と社会に貢献する水産業の未来を目指してまいります。

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